二の腕日記

はじめまして!私は藤原丈一郎くんの二の腕より生まれし愛の妖精です。生みの親である丈くんや丈くんの大切な家族であるなにわ男子のことを主に書いていくつもりです。…いっけない!もうお花の蜜を集めに行く時間だわ!エレメント「花」の丈くんの花!

もしも関ジュが法学部のゼミに所属していたら(虚妄)

今日相互になったばかりの侍担が投稿したおもろいはてブロを読んで、自分の昔のツイートを思い出しました。

 

前垢だと思うから元ツイないし、当時と全く同じ内容ではないかもだけど、たぶん個々に抱く印象はさほど変わってないので記憶を頑張って呼び起こしてブログにしてみます。

本当は東のジュニアも巻き込みたかったけど、まだ個人のことをよく知らないので今回は関西の3ユニだけにするね!ごめん!

 

 

 

1,はじめに

忙しい人はここ読み飛ばして2からでいいです。

 

私は民法(財産法)のゼミに所属していました。

割とガチゼミだったので、公務員志望や法曹志望の人がほかのゼミよりは比較的多く、近隣他大学と合同の法律討論会とかもやってました。

普段は判例の評釈をしたり、簡単な事例問題を班に分かれて検討して発表したり。

コンパもそこそこする、真面目だけど大学生らしいゼミだったと思います。

 

2,本論

私が私大法学部出身者なので、今回も私大の設定です。

国公立と私大の違いで一番大きいのは学生の規模だと思っています。

よく名前を聞くような私立大学だと法学部の1つの学年が現役だけでも何百人とかザラなので、一応そういう設定であるということを踏まえて読んでください(笑)

まあでも、そこまで関係ないんですけどね(じゃあなんで説明した)

 

民法ゼミ

西畑大吾

1回生のときの必修科目だった民法導入科目が楽単だったからその先生のゼミにしたというだけの理由。特に民法に興味があるわけではない。

しかし、討論会の準備にはサボらずちゃんと参加してくれるし、頼めば当日の弁論もしてくれる。本人的には、おとなしめの実行委員の女の子が「原稿読むだけでも別にいいよ…」と頼んできたのを断るのもめんどくさかったから引き受けた。なんだかんだちゃんと練習してきてくれて説得力ある弁論をし、しれっと優勝してる。

大講義室ではいつも正門の隣に座る。公務員志望。

 

・正門良規

大吾に誘われたから同じゼミにした。でもこのゼミ、地味に人気あるから本当はGPA選考だったんだよね。大吾はそれを分かった上で1回生のときから定期試験の代わりにレポートで成績評価をする科目や他学部の楽単科目でGPA稼いでたけど、正門さんは普通に法学部の出席0%テスト100%の科目を毎学期フル単で通過して特に意識することなくGPA積んでたタイプなので、本人が気づかないうちにGPA選考通過してた。公務員志望。

 

・高橋恭平

高等部からそのまま上がってきたナイバー(内部進学者)。本当は経済学部がよかったけど成績が足りなかったため、不人気な法学部に入学。

大吾や正門とは別の民法ゼミ。大講義室の授業はほぼ確で遅刻。合言葉は「絶起」。

出席とらない科目には絶対来ない。毎回真面目に出席してる語学一緒の友達にレジュメ乞食してる。でもナイバーの先輩のツテで試験の過去問を毎回入手して学部のグループLINEに貼ってくれるすごいいいやつなので特に迷惑がられてはいない。

 

・當間琉巧

検事志望のガチ勢。大吾たちと同じゼミ。法研(法律研究部)所属。

ロースクールに進学するか、予備試験を目指すか悩みながら伊〇塾に通ってる。

ちなみに2回生の時点で宅建行政書士は既に取得済み。

実は彼もナイバー。恭平とは高校3年間同じクラスだったけど所属するグループが違ったためいわゆる「よっ友」の関係。

 

憲法ゼミ

・草間リチャード敬太

飲み会だるいゼミがとにかく嫌だったのでコンパとかあまり積極的じゃなさそうなおじいちゃん先生のゼミにした。でも入ってみたら意外と縦コンが多くてげんなり。

普通に真面目に講義にもゼミにも出席する。ちゃんと百選も買ってる。偉い。

ちなみにポケ六ではなく判例六法派。でも「そんな内容変わらんらしい」という噂を信じて古本屋で安く買った第5版の芦部憲法を使ってるせいで最初の頃はめちゃくちゃダブってる人だと周りに勘違いされてた。

 

会社法ゼミ

・小島健

商法の入門科目は必修じゃなかったし教職とも被ってたからとってなかったから会社法のことも全然わかってない。なんとなく「社長みたいでかっけぇ」的なノリで選んだ。

条文多いから一回聞き逃すと探すのすごく大変なのに教授の話し方はすぐ眠くなるからレジュメの隅に「蓋し(けだし)」といった回数を正の字で数えてなんとか眠気に耐えてる。

真面目さゆえに参考書指定されていた江頭を購入してゼミ室にも持参したため、ちょっとだけ引かれる(江頭とはめちゃ分厚くてめちゃ高額な基本書のこと。ロー生でも辞書代わりに使う人がほとんどだと思う。学部生で持ってるやつはまずいない)。

 

民事訴訟法ゼミ

大西流星

民訴の基礎講義は受けたことないけど「ミンソ」って響きがなんかかわいいからノリで選んだらめっちゃ女子比率高いゼミでびっくり。でも少数の男子と仲良くしつつ、女子たちともそこそこうまくやれてる。

ポケ六派が圧倒的多数の中、ケースがかわいいというだけの理由でデイリー六法を使ってる。そのせいで教授が指摘した条文のページが自分の六法とは合わず、民事訴訟規則とか言われたときに条文探しに手間取ってちょっと焦る。そんな姿をゼミの女子たちはひそかにかわいいと思ってる。

 

道枝駿佑

流星とともに数少ない男子メンバーのひとり。指定教科書はソフトカバーで薄い有斐閣アルマの「民事訴訟法」だったのに、参考書もすべて買わないといけないのだと勘違いして最新の百選に加え、ハード本の某高橋民訴、さらには演習問題集のロープラまで全部そろえて初回ゼミに臨んでしまい、本人は民間就職希望なのに法曹ガチ勢だと思われてしまう。その上、時間割空いてたからというだけの理由でたまたまとってた2回生のときの基礎講義での小テストも真面目さゆえに毎回満点をとってたため、教授にもゼミ前から名前を憶えられてすっかり気に入られてしまい、ちょっと困ってる。

 

刑法ゼミ

藤原丈一郎

「ちょっとごめん、消しゴム貸して」って借りただけで「は~い、刑法235条により窃盗罪が成立しま~す、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されま~す」って言ってくる。うぜぇ。成立しねぇよ。

コツコツ予習もするし根は真面目だけど、たまたまこの年度の刑法ゼミはおとなしめの子が多く、ノリが合わずちょっとだけ浮いてしまっている。

判例の事案読んでてあまりにもむごい殺され方の描写があると、想像で気持ち悪くなってしまう実は繊細な子。

 

・岡﨑彪太郎

ナイバー。琉巧と同じゼミに入る約束をしていたのにGPA選考で落ちてしまった。第2希望も第3希望も抽選で負け、第4希望に適当に書いた刑法ゼミ所属になってしまう。

陽キャの藤原とはノリこそ合わないものの、別に嫌いというわけではない。事案がエグめの判例読んで気持ち悪くなってしまった藤原にゼミ中こっそりミントタブレットをくれた。とてもいいやつ。

 

労働法ゼミ

末澤誠也

ダンスサークルの先輩から「そこそこコンパあってゼミ自体もめっちゃ楽」という情報を得てサークルの法学部の友達とみんなで一緒に入った。ゼミ内でも完全に陽キャグループ。でも別におとなしい子をハブるようなダサい真似はしない。当初はめんどくさいことはしたくないな~と思っていたのに気づいたらゼミ長になってた。4回生の時には3回生の後輩ゼミ生に就活のことを話す機会としての縦コンも企画してくれた。

ちなみに近くの女子大に彼女がいる。彼女には「硬派なゼミ」ということにしている。

 

・西村拓哉

親がやってる社労士の事務所を継ぐつもりで法学部に入学。1回生のときから真面目に単位を取ってきており、必修科目に関してはオールS。一方、言語は法律科目の勉強にばかり力を入れすぎたせいでうっかり単位を落として再履になったことがある。なお第2外国語は「法学部やし」という理由でドイ語。

労働法ゼミの前評判を知らず、入ってみたらチャラい見た目をした人がたくさんいて(末澤たち)卒倒しそうになる。でも真面目の殻を破りたかった自分の本心に気づき、夏休み明け最初のゼミでいきなり赤髪にして周りを驚かせる。

 

刑事訴訟法ゼミ

・福本大晴

冤罪事件のドキュメンタリー番組をみた影響で刑訴に興味をもつ。地頭がいいので教授にもロー目指さないの?とよく言われる。でも本人は民間就職希望なので院進する気はゼロ。

 

・長尾謙杜

ガッキー目当てにみてたリーガル・ハイが面白くてなんとなく刑訴ゼミにした。現実には「異議あり!」とほとんど言わないことを知りショックを受ける。

 

※ちなみにこのゼミは法学部にしては珍しく卒論ならぬゼミ論がある(通常、法学部は資格試験優先のために卒論がありません)。ふたりとも募集要綱をよく読まないで志望したため、初回ゼミでゼミ論の説明をされてガン萎えする。しかし、結果としてゼミ論の経験が就活で話のネタとなりちょっとだけ報われる。

 

少年法ゼミ

・嶋﨑斗亜、大橋和也、佐野晶哉

2回生の時の選択履修科目で刑事政策を選択したら何百人も法学部法律学科の学生はいるのになんとこの3人しか履修者がいなかった。その縁で言語のクラスは違うけれども教授も含めて仲良くなる。

そのままゼミも刑事政策の講義をしていた教授が担当する少年法ゼミへ。

教授のご自宅にも何度もお招きされ、夏場は教授の実家の畑のお手伝いをしたバイト代としておかんが泣いて喜ぶほどのお野菜のおすそ分けをしてもらったり、冬場は教授の家で鍋をごちそうになってお孫さんともめちゃ仲良くなったり、他のゼミでは絶対にできないような3人だけの特別な経験をした。

 

法史ゼミ

・大西風雅

なんでこのゼミを選らんだのが正直よくわかっていない。高校時代は日本史も世界史も嫌いではなかったから法史の授業もけっしてつまらないわけではないんだけど……就活に特別役立つわけでもないし、なかなか他の科目との横のつながりも感じにくい。そしてここもゼミ論がある…!(もちろん風雅も募集要綱をちゃんと読んでいなかった)。

教授は変わり者だけど、学生のことをちゃんと見てくれてるしどちらかといえば好きなほう。でも別にこの教授がよくてこのゼミを選んだわけでもないし……ともやもや思ったまま卒業を迎え、社会人になり数年。あのなんでもない無駄のように思えた時間こそ青春だったのかもしれない。隣にはゼミで出会った彼女。来月結婚する。

 

3,まとめ

法学部ゼミ虚妄、いかがでしたか?笑

大学によって全くカラー違うと思うので、全然共感できねーよ!という方もいるかと思いますが……まあゼミってこんな雰囲気あるよね~くらいで流してください(笑)

 

もしこれから大学受験を迎える方で法学部に進むか悩んでいる方がこれを読んでしまった場合、法学部にマイナスなイメージがついてしまったかもしれませんね……

 

法学部いいですよ!(キラキラスマイル)

法律って最初のうちはよくわかんないけど、一周したあたりからどんどん点と点がつながって線になる感じがして面白くなります!

 

もっとも!ローに進むのは本当におすすめしません()

あそこは地獄です。法曹になりたいという強い覚悟と忍耐力がある人だけが行くべき場所だと修了した今でも思っています()

それでも目指すという人がいれば、私はその選択を心から応援しますよ~!!!

 

 

では、今日はこの辺で!